第15回 問題37
【問題37】次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
1 屋内での歩行が安定して自立している要介護高齢者については、屋外での歩行も同様に安定して自立するため、転倒のリスクを検討する必要はない。
2 失語症とは、発語に関する筋に異常がなく、知能低下もないが、言語による表現や文字の理解ができなくなることであり、その原因は主に聴力障害である。
3 片麻痺がある場合の車の乗降は、健側から乗り、降りる場合は逆の順序で行うとよい。
4 重度の片麻痺の場合には、肩の亜脱臼を合併しやすいので、日常生活動作の介助において、麻痺側の上肢の位置などに配慮する必要がある。
5 廃用による筋力低下の予防のためには、日常生活動作の励行やレクリエーション活動等の継続は効果がない。
【用語解説】
●廃用
長い間使わなかったために、器官や筋肉の機能が失われたり、萎縮すること。
【解説】
【解答】3, 4